ラベル・シールのオーダーメイド印刷・製造
ラベル専用の生産ラインで、酒類、医薬品、農薬、日用品、化粧品のブランド向けにラベルを製造しています。デジタル印刷によるごく小さなロットから、オフセット印刷による大ロットの継続案件まで対応します。

基本情報
- 最小ロット(MOQ)
- 標準ラベルは1,000枚から。デジタル印刷ラインでは、ごく小さなロットにも対応します
- サンプル製作
- プレゼンテーションにそのまま使える品質のサンプルを、5~7営業日で製作いたします。サンプル費用は、ご承認いただいた初回の量産ご注文代金から差し引きます。
- 量産の納期
- デザインデータご承認後15~20営業日
- 日本への配送
- 関税込持込渡し(DDP):日本での輸入通関と関税・輸入消費税をお見積もり価格に含め、貴社指定の納品先までお届けします。 日本のお客様へ:納期・配送・通関(DDP)
- 生産方式
- 受注生産(OEM/ODM)
- 原産国
- 中国・江蘇省淮安市
- オフセット印刷・凸版印刷
- デジタル印刷・超小ロット対応
- ホログラム位置合わせ加工
- 箔押し・エンボス
- 可変データ印刷
- 偽造防止
概要
パッケージのなかで、消費者が直接触れて読むのはラベルだけです。同時に、最も厳しい条件にさらされる部分でもあります。充填ライン、結露、冷蔵、油分、日々の取り扱いに耐えたうえで、ご承認いただいたデザインとまったく同じに見えなければなりません。そのため、Yuan Packaging(羽安包装)は、ラベル専用の生産ラインを設けています。印刷機、表面加工、検品のいずれも、ほかの製品とは分けています。
このラインは、従来型の印刷設備とデジタル印刷の設備の両方を備えています。案件によって、適した印刷方式がはっきり異なるためです。大ロットや精度の求められる特色(Pantone指定)の印刷は、オフセット印刷機と、当社のManroland 6+1の間欠式凸版印刷機で行います。この凸版印刷機は、印刷、エンボス(浮き出し)、箔押し(ホットスタンプ)をインラインで行えます。小ロット、新製品の発売時の数量、シリアルコード、パーソナライズしたラベルや可変データ入りのラベルは、2022年に導入したデジタル印刷機で印刷し、ごく小さなロットにも対応します。
当社は、酒類、医薬品、農薬、日用品の各分野で中国国内の大手ブランドのラベルを印刷しているほか、化粧品や輸出向けのラベルも手がけています。偽造防止、ホログラムの位置合わせ、エンボス、箔押しは、外注による追加加工ではなく、このラインで標準対応しています。
種類から選ぶ
- ワイン・蒸留酒ラベル(英語):湿潤紙力増強紙や質感のある紙、箔押しとエンボス、ホログラムによる真贋判定。冷やして提供するボトルやアイスバケットに耐えるラベルです。
- 化粧品ラベル:透明フィルム、小さなラベルの型抜き、ベルベットPP(ソフトタッチ加工)で、ボトル、ジャー、チューブ、フレグランスのパッケージに対応します。
- 偽造防止ラベル(英語):ホログラムの位置合わせ、開封確認用の封緘シール、シリアルコード入りのQRコード、NFC対応のスマートラベルを製作します。
素材
コート紙・非塗工紙
多くの用途で標準となる表面基材です。経済的で印刷もシャープに再現でき、箔押しやエンボスもきれいに仕上がります。
質感のある紙・特殊紙
フェルト調や簀の目(レイド)の紙です。ラベルを貼ったという印象ではなく、製品の一部のように感じさせたい場合に使います。
湿潤紙力増強紙
ぬれても破れたり崩れたりしにくいようにつくられた、紙の表面基材です。冷やして提供するボトルや、アイスバケットに入れるボトルに使います。
PP・PETフィルム
透明、白、マットのフィルムで、水分、油分、こすれにさらされる用途に使います。押し出して使う柔らかい容器にも対応します。
蒸着基材・シルバーPET
光を反射する基材で、別工程の箔押しをせずにメタリックな地をつくれます。当社がJinshiyuanの蒸留酒ラベルに使用している素材です。
ホログラムフィルム
光を回折させるフィルムで、全面柄のタイプと、デザインに位置を合わせるタイプがあります。装飾として、また真贋判定の最初の手段として使います。
印刷・表面加工
箔押し・コールドフォイル
金、銀、カラーの金属箔を、印刷したデザインに見当を合わせて施します。コールドフォイル(熱を使わず印刷機上で箔を転写する加工)にも対応します。
ホログラム位置合わせ加工
ホログラムを、ロール状の原反全体にランダムに繰り返すのではなく、デザインに見当を合わせた位置に配置します。真贋判定の手段であると同時に、装飾にもなります。
多段エンボス
彫刻のような立体感のある浮き出しで、箔押しに見当を合わせて重ねるエンボスにも対応します。Manrolandの凸版印刷機でインライン加工できます。
部分UV(スポットUV)・テクスチャーニス
選んだ要素だけに、光沢のあるニスや、手触りに凹凸のあるニスをのせる加工です。平面のラベルに、もう一つの質感を加える、最も費用を抑えられる方法です。
PP貼り・OPニス
マット、グロス、ソフトタッチの仕上げで、こすれ、湿気、取り扱いによる傷みから表面を守ります。
精密型抜き
異形の輪郭、角R、内側の抜きを、容器の形状に合わせて加工します。
ラベルの種類
表ラベル・裏ラベル
パッケージの主な印刷面となるラベルで、どのような輪郭にも型抜きできます。表ラベルと裏ラベルは、同じ粘着剤でそろえた一対として仕様を決めるのが一般的です。
ネックラベル・肩ラベル
ボトルの曲面になった首まわりに貼る小さなラベルです。印刷面の広さよりも、抜き精度と粘着剤の選択が重要になります。
胴巻きラベル
ジャー、チューブ、円筒形の容器の胴を一周する全周ラベルです。重なり部分の幅は、容器の直径に合わせて決めます。
透明フィルム(ノーラベルルック)
デザインの下に白押さえ(白インキの下刷り)を刷った透明フィルムです。色は透けずにしっかり見え、ガラスの上ではフィルム自体が目立たなくなります。
封緘シール・帯シール(開封確認用)
キャップやフタをまたいで貼る、印刷入りまたは透明の封緘シールです。開封されたことが目で見てわかる必要がある場合に使います。
シリアルコード・可変データ入りラベル
ラベルごとに異なるコード、QRコード、ロット情報をデジタル印刷で印字します。トレーサビリティ、真贋判定、キャンペーン施策に使います。
選べる板紙・素材
セミグロス紙
粘着ラベルで標準的に使う、紙の表面基材です。
経済的で印刷がシャープに仕上がり、箔押しやエンボスにも対応します。水や油が付く面には向かないため、その場合はフィルム系の基材を使います。
マットラベル紙
光を反射しにくい、紙の表面基材です。
ロット番号や日付、調剤ラベルなど、ラベルに書き込みが必要な場合に選ばれます。
透明BOPP
ラベルを貼っていないように見せる、透明なフィルムです。
色の下に白押さえ(白インキの下刷り)を印刷する必要があります。白押さえがないと、デザインが透けて背後の製品と重なって見えます。
アルミ蒸着PET
鏡面のような金属光沢をもつフィルムの表面基材です。
当社がJinshiyuanの蒸留酒ラベルに使用しているシルバーPETです。金属調の下地と防湿性を、一つの素材で兼ね備えます。
選べる表面加工
箔押し(ホットスタンプ)
加熱した金型で金属箔を転写し、印刷に見当を合わせて加工します。
金箔、銀箔、銅箔、カラー箔に対応しています。化粧紙を貼る前、成形する前の平らな状態で加工するため、曲面ではなく平らなシートの上で見当を管理できます。
エンボス(浮き出し)
裏側から型で押し、表面に凸状の模様を浮き上がらせる加工です。
箔押しに見当を合わせて重ねると、立体的な金属調のマークになります。加工の順序が重要で、箔押しの後にエンボスを行うのが標準です。順序を逆にすると箔の表面が傷みます。
部分UV(スポットUV)
デザインの選んだ部分だけに、光沢のあるニスを施す加工です。
マットPPやベルベットPPの下地の上で、最もコントラストが際立ちます。グロスPPの上ではほとんど目立たないため、部分UVに費用をかける価値があるかどうかは下地の加工で決まります。
型抜き
自由な形状、窓、くり抜きに対応する加工です。
窓、異形のフタ、持ち手の穴、ラベルの外形などを抜きます。窓は、中身の保護が必要かどうかに応じて、開けたままにするか、透明フィルムを貼る(窓貼り)かを選べます。
ご指定いただける仕様
- 容器の形状に合わせて決める、型抜きの形とサイズ
- 表面基材:紙、質感のある紙、湿潤紙力増強紙、フィルム、蒸着基材
- 貼る面、充填温度、使用条件に合わせて選ぶ粘着剤
- 印刷方式:ロットと仕上がりの効果に応じて、オフセット印刷、凸版印刷、デジタル印刷から選定
- 表面加工の組み合わせと、ホログラムの配置
- ロール巻きまたはシートでの納品と、お客様のラベラーに合わせた巻き方向・巻芯径
- シリアルコード、QRコード、可変データ
仕様
| 最小ロット(MOQ) | 標準ラベルは1,000枚から。デジタル印刷ラインでは、ごく小さなロットにも対応します |
|---|---|
| 量産の納期 | デザインデータご承認後15~20営業日 |
| 印刷方式 | オフセット印刷、Manroland 6+1の間欠式凸版印刷、6色フレキソ印刷、デジタル印刷(2022年導入) |
| インライン加工 | 凸版印刷ラインでは、印刷、エンボス、箔押し、ホログラムの位置合わせを同じ工程でまとめて行えます |
| 対応分野 | 酒類・蒸留酒、医薬品、農薬、日用品、化粧品、食品 |
この仕様に共通する条件
- サンプル製作
- プレゼンテーションにそのまま使える品質のサンプルを、5~7営業日で製作いたします。サンプル費用は、ご承認いただいた初回の量産ご注文代金から差し引きます。
- 色合わせ
- ご選択の印刷方式で対応可能な場合は、Pantoneの色番号や現物の色見本をもとに色を合わせます。色の確認・承認の方法は、印刷する素材、入稿データ、印刷方式によって異なります。
- 認証
- ISO 9001、ISO 14001:2015、ISO 45001、中国環境ラベル(十環マーク)を取得しています。ISO 22000は、対象となる食品接触用途のご注文に適用されます。
- サステナビリティ対応
- ご選択の構造で対応可能な場合は、FSC認証紙または古紙配合の紙・板紙、水性インキ・水性接着剤、紙素材の内装材をご用意しております。
価格を決める要素
ラベルの価格は、当社が製造するほかのどの製品よりも、ロットに大きく左右されます。ラベルの段取り費用は固定費で、ロール全体に配分されるため、1,000枚のロットと50,000枚のロットでは、ラベルの単価が桁違いに変わることがあります。デジタル印刷機を導入しているのは、まさに単価が高くなりがちな小ロットでも採算が合うようにするためです。
数量
印刷費用の大半は、刷版や抜型の用意、印刷機の調整、最初の良品が刷り上がるまでの準備にかかります。ロットを倍にしても価格が倍になることはまれなので、同じお見積もりで二、三通りの数量をご依頼いただくことをおすすめします。
構造
貼り箱は、芯材を成形して化粧紙を貼り、多くは手作業で組み立てます。化粧箱(組箱)は、型抜きと糊付けを一度の工程で仕上げます。ほかの条件が同じ二つのパッケージを比べると、価格の差が最も大きく出るのは通常この構造です。
素材
板紙のグレードと化粧紙の種類です。特殊紙や型押し紙は枚単価が上がりますが、表面加工の工程を一つ省けることがあり、同じ仕上がりをより安く実現できる場合もあります。
加工工程の数
箔押し、エンボス、部分UV、PP貼りは、それぞれ別の工程として機械に通します。加工を二つにすれば費用はおよそ倍になるため、どの加工が費用に見合うかを見極めることが大切です。
型代
抜型やエンボス用・箔押し用の金型の費用は、初回のご注文時のみご負担いただき、リピートの際は同じ型を再利用します。承認済みの仕様のリピート生産は、初回よりも大幅に割安になります。
デザイン・入稿データ
入稿データのチェックから、寸法入りの展開図や完全データの作成、シリーズ全体のコンセプト提案まで、実際に製造する工場が担当します。
用途
蒸留酒・ワイン・白酒(パイチュウ)
表ラベル、裏ラベル、ネックラベルを、冷やして提供するボトルやアイスバケットでの使用、偽造防止の要件に合わせて製作します。
化粧品・パーソナルケア
ボトル、ジャー、チューブに貼る小さなラベルや透明フィルムのラベルです。オイルやクリームが付き、毎日手に取られる容器に対応します。
医薬品
規制の対象となるパッケージ向けのラベルです。読みやすさ、ロット情報の表示、ロット間の品質の安定が求められます。
日用品・農薬
薬剤や水分にさらされる家庭用品や農業用の製品向けに、耐久性のある表面基材と粘着剤を使います。
たばこ
大ロットでも色を安定して再現し、複雑な表面加工にも対応することが求められる、大量生産のラベル案件です。
製造工程
容器と使用条件の確認
ボトルや容器の形状、貼る面の材質、充填温度、使用条件によって、表面基材と粘着剤が決まります。
抜型と入稿データの準備
抜型の形状、塗り足し、重なり部分の幅を確認し、箔押し、エンボス、ニスはそれぞれ別の版データに分けます。
印刷方式の選定
ロット、仕上がりの効果、データの要件によって、オフセット印刷、凸版印刷、デジタル印刷のいずれかを選びます。
サンプル製作
印刷したサンプルを5~7営業日で製作し、可能な限りお客様の容器に貼った状態でご確認いただきます。
量産とインライン加工
印刷とあわせて、箔押し、エンボス、ホログラムの位置合わせ、ニス引きを、計画した順序で行います。
検品・巻き取り・納品
外観と見当を検品したうえで、お客様のラベラーの仕様に合わせてロールに巻き取るか、シートのまま平らに梱包します。
製作例
Yuan Packagingを選ぶ理由
- 化粧箱(組箱・トムソン箱)工場の片手間ではなく、ラベル専用の生産ラインで製造しています
- 2022年に導入したデジタル印刷機で、ごく小さなロット、パーソナライズ、可変データに対応します
- Manroland 6+1の間欠式凸版印刷機で、印刷、エンボス、箔押しを一度の工程で行います
- 偽造防止とホログラムの位置合わせは、自社で標準対応しています
よくあるご質問
ラベルの最小ロットはどのくらいですか?
標準ラベルは1,000枚から承ります。当社のデジタル印刷ラインはごく小さなロットにも対応しており、新製品の発売時の数量、テスト販売、パーソナライズやシリアルコード入りのラベルには、通常この方法が適しています。
ラベルの印刷方式はどのように決まりますか?
ロットと仕上がりの効果で決まります。特色を厳密に管理する大ロットは、オフセット印刷機、または印刷、エンボス、箔押しを一度の工程で行えるManrolandの凸版印刷機で印刷します。小ロット、可変データ、シリアルコードはデジタル印刷で対応します。
ラベルの粘着剤は、どれを選べばよいですか?
容器の表面、充填温度、そしてパッケージが置かれる環境(冷蔵、水ぬれ、油分、常温)によって変わります。容器の材質と使用条件をお知らせいただければ、表面基材と粘着剤の組み合わせをご提案し、サンプルで実際に確かめます。
偽造防止の加工にも対応していますか?
はい。ホログラムの位置合わせ、セキュリティ箔、可変データによるシリアルコードは、当社のラベルラインで標準対応しています。選べる仕様の詳細は、偽造防止ラベルのページ(英語)でご紹介しています。
入稿データはどのように用意すればよいですか?
ベクター形式のデータで、抜型の輪郭(カット線)を独立したレイヤーに置き、フォントはアウトライン化し、塗り足しを3mm付けてください。色はCMYKに、色番号で指定したPantoneの特色を加え、箔押し、エンボス、ニスはそれぞれ別のレイヤーに分けてください。チェックリストの全項目は、入稿データ作成ガイド(英語)でご覧いただけます。
ラベラーに合わせて、ロール巻きで納品できますか?
はい。お使いのラベラーに必要な巻芯径、巻き方向、ロールあたりの枚数をお知らせください。巻き取りの仕様は後加工の工程で設定します。ここでの設定の誤りは、ラインでの貼付テストが遅れる原因として特に多いものの一つです。
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お見積もりに必要な情報
- 対象となる製品と、ご希望の形状
- サイズ(縦×横×高さ)と、それが内寸か外寸か
- 数量(単価を比較したい場合は二、三通りの数量)
- 素材・表面加工のご希望、または目指す仕上がりのイメージ
- 入稿データの状況:完全データあり、ラフ案あり、未作成のいずれか
- 納品希望日
- お届け先の国
未定の項目があっても問題ございません。わかる範囲でお送りいただければ、残りは当社から確認させていただきます。